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吃音ラボの運営者より

皆川(吃音ラボ編集部)
皆川(吃音ラボ編集部)
吃音ラボを見て頂きありがとうございます。
はじめまして。吃音ラボの運営者の皆川です。
私自身も吃音当事者であり、このサイトを立ち上げたきっかけを書いてみました。

私の吃音歴は物心ついた頃からで、吃音で一番最初に困った経験は幼稚園児の頃、誕生日の8月という言葉がなぜか出てこなくて困った記憶があります。
小学校、中学校、高校と生活していく中でも吃音という言葉を知らないまま過ごしていて、なぜか言葉が出ない不思議だなって思いで過ごしていました。
教科書読みであったり授業中の発表、簡単な自己紹介なども大変苦労しました。思い出したくない失敗談も沢山あります。
私は吃音という言葉を知ったのはその後、20歳を過ぎてからでした。
吃音はまだ明確な治療はないと調べた際に知って、ガッカリしましたが吃音とともに前向きに生きていこうと思い日々努力しています。
インターネットや書籍などで吃音について調べると、私が吃音を知った当時に比べたら情報も増え格段に様々な知識を得られるようになったと思います。
しかし情報が増えていく中で本当にこれは正しいのか?吃音治療について完治します!などと謳ったHPなどもあります。
自分自身では情報の真偽を確認できないと思い、正しく吃音の知識を身に着ける為に、自身の勉強もかねて専門家の方に取材を行い吃音ラボに掲載をしています。
その為、サイトの名前もラボ(研究所)としました。
ネット上で拾った情報ではなく、すべて取材に基づいて専門知識を持った方から見聞きした情報のみを発信しています。
また吃音当事者と私は吃音という言葉を知るまで一度も同じ症状の方さえも、出会ったことがありませんでした。
社会に出てからSNSで吃音オフ会なるものを見つけて、初めて参加した際に私以外の吃音者30名位の方と会った時は驚きました。
同時にすごく力を貰ったと記憶しています。ずっと孤独で悩んできました。言葉が出ないこの現象は、きっと他の人にはない私特有なものなんだろう。
でもオフ会に参加し、社会に出て活躍されてる方も多くいて私でもこうやって前向きに生きていけると思いました。
その時の記憶を思い返した時に、他の吃音当事者さんの話は、すごく自分にいい影響を与えてくれました。
ですが、積極的にそのような場へ足を運ばねば、現在当事者の話を聞く機会は滅多にありません。
様々な吃音グループなどもありますが、そこに出てこれる人はごく一部でしょう。参加するのにも勇気がいります。
また参加しても必ずしも皆さんが満足するかといえば、そうではありません。
吃音ラボもそうですが、すべての皆さんに有益でありたいと願っておりますがそれは難しいと思っております。

ですが私自身が様々な当事者さんの話を聞いていく中で、共感できることやお互いのアドバイスを出し合ったりとプラスに働くことが多くあったので、当サイトを見れば沢山の当事者の話を聞ける場を作っていこうと思いインタビュー動画を当サイトのコンテンツのひとつにしようと思いました。

人がどもっている方を見ると辛いと感じる吃音者さんも沢山いますが、前向きに仕事や私生活を送っている吃音当事者の話は非常に面白いなと私は思います。

動画で見るのが辛いと感じる人は文字起こししたものも掲載しています。
是非テキスト版で読んでみてください。

皆さん同じように、学生時代から教科書読みで苦しんで、食事にいけば注文に躊躇し、電話の応対で困り果てて、就活の面接での失敗や、うまく話せないことで職場でも円滑にコミュニケーションをとれないことで落ち込んでいます。
しかし自分は一人ではないんだと、自分以外でも吃音で悩んでいる苦しんでいる人がいると気づき、少しでも勇気を得て前を向けるきっかけになって頂けたら幸いです。